先週は肌寒い日が続いて、もう冬がやって来たのか…!?と思っていたら、
ぽかぽかの陽気で立冬の日を迎えたりと、気温は乱高下。
季節も行ったり来たり。
風邪を引いている人もちらほら増えてきましたね。
そして、そろそろインフルエンザの対策をしないといけない時期です。
私は早速今日、予防接種へ行ってきましたよ。
みなさまも、早目の対策をお忘れなく!
さて今日のお話は、少し前に、出張で栃木を訪れた時のことです。
大阪からは、東海道新幹線で東京まで。
そして、仙台行の新幹線やまびこに乗り換えて宇都宮へ。
私、東京から北へ向かう新幹線に乗るのは初めて。
何だかワクワク、そわそわ。
東京からは1時間弱で宇都宮に到着です。
そんな栃木県で出会ったご当地ものは、こちら。
レモン牛乳。コンビニにもずらりと並んでおりましたよ。
あまーいミルクと、ほんのりと酸っぱいレモンの香りが口の中に広がります。
実物は初めて見たのですが、そのパッケージがとても有名なので、
なじみのある、懐かしいものに感じてしまうから不思議ですね。
特別に奇抜なデザインでも、色使いでもないように思うのですが、文字の書体や色のバランス、トータルのデザインが、「レモン牛乳」として私の中にインプットされているのでしょう。
やはり、人の印象に残るデザインをされているんだな、ということを改めて感じます。
内装デザインにおいても、人の印象に残るデザインと、
何となく印象が薄いデザインがあると思います。
配色のバランス、素材の合わせ方など、細かな要素の積み重ねで、
人の印象は左右されると思うのですが、トータルバランスをしっかりとイメージして
計画されている空間は、やはりとても心地良いものだと思います。
心地良いからこそ意外と印象に残らない場合もあれば、
違和感を感じるからこそ何だか印象に残っている…、という場合もありますよね。
個人的には、心地良い空間に敢えて少しの違和感をアクセントとして
加えるような空間づくりを目指したいと思い、色んな空間を観察する日々です。
デザインというのは正解がないからこそ難しく、色んな形の正解があって良い、
というのが不思議でおもしろいなと思います。
話は変わりまずが、「心地良い空間」と言えば。
こちらは私が本当にうっとりした建物のひとつ。
フィンランドを代表する建築家・デザイナーであるアルヴァ・アールトの自邸です。
アアルトは日本の建築や文化を賞賛していたことも知られていますが、
フィンランドに居ながら日本を思わせるデザインがあちらこちらに。
また、いずれご紹介できればと思います!本当に素敵!
Ooi