
弊社 第8期がスタートし1カ月が経ちました。
毎年恒例の1年で一番忙しくなる年末度の繁忙期に向け、着実に各物件が進行している状況です。
忙しくなると細かいところに気が回らなくなる傾向になってしまいがちですが、最後まで一つ一つ拘りを持って私たちも仕事を楽しみ、お客様に喜んでもらえる空間をご提供できるように頑張ってまいります。
完成次第、施工事例を更新してまいりますので、是非、ご覧いただけたらと思います。
さて、今回は弊社でも取り扱いがあるメーカーさんを3社、簡単にご紹介させていただきます。
いろいろな商材がある中でも、内装の主役である塗装、クロス、床材等ではなく、どちらかというと小さな脇役的な存在の商材です。
一つ目は、toolbox(ツールボックス)さん。
こちらは、キッチン・洗面・フローリング・タイル・建具・照明・パーツ・家具・カーテン・塗料など、空間づくりに必要なアイテムを販売されています。
弊社としては、この中のテーブル脚、照明器具の球、棚受け、建具などをよく採用させてもらっています。



カフェ風なオフィスといった、いわゆる昔ながらの事務所感を無したいというご要望にお応えする際に、このような商材を使用することがあります。
一般的にこういった内装提案をする際は、どうしても造作での特注対応で高額になりがちなのですが、toolboxさんのような規格商品を展開されているものを採用することで、コストを下げることができます。
二つ目は、上手工作所さん。


2000年に東大阪の小さな木工所からスタートした上手工作所さんは、2019年に大阪豊能町へ移転されました。
木工、鉄、真鍮の素材に向き合いながら、物作りをされています。
緑に囲まれた敷地に、木工・鉄工の工場とショールームを兼ねた実店舗があり、中でも印象的だったのは、工場とショールームの雰囲気です。元々は男心をくすぐる無骨なイメージがあったのですが、こちらでは天然木を展示されていて、華奢な金物やサインなどと組み合わせることによって、いい具合で中和されたお洒落な空間でした。
弊社ではよく、棚受けの金物を採用させていただいております。程よくカジュアルな印象をプラスする際に役にたちます。
こういった小さい商品に拘りをもつことによって、全体として良いアクセントになったりします。
また、内装材、建材との組み合わせにより、さらにデザインが昇華されたイメージとなるので、細かい部分のこだわりこそが大切だと考えてます。


工場と車の雰囲気は、自社でも真似したくなる目を引くデザインでした。

最後にANTRY(アントリー)さん。
こちらは実店舗ですが、オンラインストアではPARTS&SUPPLYとういものがあります。
弊社ではまだ提案したことはないのですが、設計会社さんの下請けで工事のみを受ける際に取り扱いがありました。


実は私はヴィンテージものが大好物でして、こちらのイギリスのヴィンテージ家具に惹かれました。
金額は少し高めですが、いつかこのような椅子を購入し、実際生活に取り入れたいものです。



内装材のオンライン商品は多数存在しますが、ここで挙げたものはその中でも高品質なものばかりです。
ネットでは安価な商品もたくさん存在しますが、やはりオフィスなど不特定多数にて、使用頻度が高い場合は故障が発生しやすいと考えます。
弊社では用途、予算によって、材料選定を吟味し、提案をしていきますので、その辺りも安心していただけたらと思います。
引き続き、このような、金物、ドアノブ、丁番、コンセント、スイッチといった細かい箇所までデザインに拘りを持ち、楽しんでいただける空間をご提供できるように精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
hori