こんにちは、ooiです。
今年は暖冬で過ごしやすかったなー、そろそろ春かなーと呑気に過ごしていましたが、3月後半の冷え込みが辛いですね…
4月を目の前に、冬本番の寒さ…。
年度末のバタバタお忙しい時期かと思います。
くれぐれもご自愛くださいませ!
さて今日は、大阪中之島美術館で開催されている”モネ 連作の情景”を見に行ってきたので、少しご紹介させてください^^
こちら、100%モネ。
展示作品のすべてがモネ。
モネの作品に包まれる展覧会です。
開催を知ってから、これは絶対に行かねば!と思っていたので、ウキウキ出かけて来ました。
中之島美術館では、2Fでチケットを購入し、展示会場のある5Fへとこちらのエスカレーターで上がって行きます。
この長いエスカレーターに乗っている時間が、日常から非日常の空間へと連れて行ってくれるようで、とても素敵なアプローチだなと感じました。
クロード・モネ(1840-1926)は、印象派を代表する画家のひとり。
自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意としていました。
今回の展覧会で焦点となっている「連作」は、同じ場所やテーマを、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して、その移り変わりを描き留めようとしたモネの探求心が体感できます。
カンヴァスいっぱいに柔らかい色使いの光に包まれている作品の隣には、同じ景色にも関わらず荒々しい筆遣いで自然の厳しさが表現されていたり、移ろいゆく自然の表情に引き込まれます。
これまで、有名な”睡蓮”や”積みわら”など断片的に目にしたことがあったものの、これらが「連作」であるということや、「連作」というのが何なのかという認識があまり無かったので、新しい視点で作品を楽しむことができました。
こちらは連作のひとつで、ロンドンのウォータールー橋。
(写真撮影OKでした)
モネは1870-1871年に起こった普仏戦争から逃れるため、1870年にロンドンを初めて訪れました。
その時にロンドンの街に魅了され、1899年から1905年にかけて定期的にロンドンを訪れて作品を描いたそうです。
「ウォータールー橋」は、1817年に開通したロンドンのテムズ川に架かる橋。
この「ウォータールー橋」の連作は、1900年から1904年に描かれた連作です。
”曇り”
”夕暮れ”
”日没”
私の語彙力ではこの魅力を全然お伝え出来ないのがもどかしいですが、モネの生涯と共にそれぞれの作品に見入っていると、見終わった後はどっぷり疲れ切っていました 笑
なんと言っても、国内外のモネの代表作約70点が勢揃いしている贅沢な展覧会です。
まだ行かれてない方は、ぜひとも足を運んでみてください。
音声ガイドを借りるのもお忘れなく!
5/6までの開催です!ぜひともです^^
ooi