私のデスクに並ぶ本を、今日はちらりとご紹介。
お気に入りの本、1冊目はこちら。
配色アレンジBOOK /グラフィック社
日々、クロスや塗装色、シート、メラミン、家具など、
たくさんのある色の中からそれらを合わせて、選定する機会が多いので、
本来なら、感覚的なものだけでなく理論的に色を選定できるようになるために、
改めてしっかりと色彩の勉強もしなければ!
と思ってはいるのですが…、なかなか進まず…
そんな中、ふと本屋さんで出会ったこちらの本を、
とても参考にしています。
手に取った瞬間、思わずワクワク!
パラパラと見ているだけでも、とても楽しい!
配色のヒントがたくさん詰まっています。
色は、その時々の気分と五感(視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚)が混ざり合って、
記憶に刻まれるそうです。
こちらの本では、そんな配色によるイメージをベースに、9つのグループに分けた125の
テーマ別の配色アレンジサンプルが紹介されています。
ちらり。
『秋の味覚』
『木の精霊と水の精霊』
『日本茶でくつろぐ時間』
など、配色のテーマが独特の表現で、言葉だけを見ると、「どういうことだ…?」
と思ってしまいますが、そこに並ぶ色を見ると思わず納得。
言葉のチョイスに、とてもセンスを感じます!
(こんな言葉の選び方素敵です! 言葉のセンスも磨きたい!)
自分の感覚だけでは、どうしても自分の好みに偏りがちになるので、
あら、こんな組み合わせが…!とか、
なじみのある組み合わせにも、+αでこんな色を加えると、また全然印象が変わった…!
なんてことが、たくさん詰まっています。
もちろん、こちらの本をお客様に見て頂いて、
イメージやお好みをお聞きできると、とても参考になります。
内装や家具だけでなく、ちょっとした書類作りからファッションやメイクなど、
色のセンスや知識を活かせる場面は無限大。
いつもの好みに偏らず、たまには冒険して自分の幅を広げていきたいところです。
Ooi