こんにちは、ooiです。
本日は先日のブログ ”建築・内装デザインめぐり1” の続き。
次に私が訪れたのは、”中目黒スターバックス リザーブ”。
オープン当初からとても話題でしたよね。
ぜひとも行ってみたいなと思っていたのですが、ようやくです…!!
こちらは、店内に焙煎機をもつ新しいスタイルの店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー」。
世界で5番目の店舗として2019年にオープンしました。
建物の外観デザイン・設計は隈研吾氏、内装設計はスターバックスのチーフデザインオフィサーであったリズ・ミューラー氏。
両氏は「日本の伝統を感じさせながらもモダンにする」という共通の意識のもと、店舗の内部と外部デザインについて何度も打ち合わせを重ね、中目黒スターバックス リザーブが生まれたのだそうです。
店内に1歩足を踏み入れた瞬間から、スターバックスの世界観が見事に表現された空間に心掴まれました。
朝8時過ぎに到着したのですが、それでももうお客さんがいっぱい。
特に海外からの観光客の方々が多く、それだけオープン当初からの変わらない注目度の高さを実感しました。
1Fから4Fまでそれぞれのフロアごとに提供される商品が異なり、それに合わせた世界観が内装デザインとして表現されています。
1Fがメインバー。
2Fはスターバックスのティーブランド〈ティバーナ™〉。
最上階はラウンジ。
内部空間の最大の特徴は、4層の吹き抜け空間を突き抜けるキャスクというコーヒー豆の貯蔵タンク。
ここから各階にパイプが伸びていて、豆が運ばれていきます。
キャスクの高さは約17mに及び、目黒川沿いの桜の木をイメージされているのだそうです。
その表面は樹木を模して凸凹した銅板によって構成されていて、その周りには桜のオブジェが散りばめられています。
そして、各フロア共通の天井デザインも印象的です。
凸凹とした有機的な形状。
これは折り紙をモチーフとしているんだそうです。
最後に建物のデザインについて。
エントランスや庇などに使われているのは杉材。
個体差をもつのが杉材の魅力です。
個体差がある杉はひと目で自然素材の表情を出せるところが気に入って、隈氏は採用されたのだそうです。
テラスは下の階の庇となって、川や桜を眺める絶好のポイントに。
とてつもなく気持ち良い空間でした。
長々と書いてしまいましたが、こちらの公式のサイトで動画も合わせてとても詳しくデザインについて紹介されていたので、ぜひ!
→STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOのデザイン
最後に。この日、私が頂いたのがこちら。
通常のスターバックスとは違ってお値段も特別級でびっくり…
でしたが、日常から離れた特別な時間を過ごすことができました。
さて、建築めぐりはまだ続きます!
ooi