阪急西宮ガーデンズ内での移転工事をさせていただきました。
今回の場所は間口が2倍近くになり、以前より充実した内容に変貌しました。
ドコモ仕様を基本に考え、差別化を図るために他にはない、随所にこだわりをもった内装提案をさせていただきました。
広い間口の中でお客様の動線を効率的に考慮し、黒フレーム、間接照明を取り入れ、百貨店らしい高級感、スタイリッシュを店舗内に表現
こちらの店舗は入口の間口が広く、お客様がどこからでも入れるため、スタッフの方が案内を効率的におこなえないというデメリットがあり、それを発券機の上部に丸形パイプを吊ることにより、認知できるように目立たせ案内に対してのデメリットを解消しました。
また、電話教室、待合、キッズコーナーの内装デザインをあわせ、集合させることにより、単体のスペース以上に存在感を持たすことができました。
このことがドコモ仕様を守りながら、差別化を図るスペースとしての部分になり、床材、木目、グラデーションシート、カッティングシートなどが他には無い内装の組み合わせになります。
外観についてですが、共用通路が店の広さに対して狭いため、ファサードが目立ちにくなるのを、LEDピット文字に長いラインで木目を強調させ、なおかつ、長いラインでLEDテープライトで間接照明をとり、印象的になるファサードにしました。
写真で視覚的にはわからないのですが、今回OA工事(床上げ)をしておらず、すべてパナトラックと言われるフラットケーブルをタイルカーペットの下に敷き、モール等でできる床の凸凹を解消しました。
このようにスタッフとお客様のことを考えた基本的な内装デザイン+ちょっとした変化、わくわくをもたした内装デザインを意識した空間にできあがったと思います。