オフィスの要素はとことん排除し、働く社員のみなさまが、まるでカフェで仕事をしているような気持ちでお過ごし頂けるような内装プランをご提案。
「カフェのようなオフィスにしたい!」というご要望頂き、スタートしました。
エントランスは木目を基調とした落ち着いた雰囲気作りをしています。天井はグレーで塗装し、照明は電球色のダウンライトにして、通常のオフィスよりも少し照度を落とすことで、間接照明やブラケットライトをより効果的に使用しています。
木目の梁型、柱型はすべて特注になり、木目で単調になりすぎない様に、カフェ要素の強い白いタイルを取り入れました。
また、建具やドアハンドルについても、デザイン性のあるものを選定しています。
会議室は明るく開放的な空間にするため、ガラスの間仕切りを取り入れました。目線高さにはアンティークガラスを入れることで空間が柔らかくなるだけでなく、来客中や会議中にもお互いに視線が気になりません。
執務スペースは、木目のデスク・木目の造作梁・柱と壁面のグリーンのアクセントで、カフェらしさを表現。「オフィス」を連想させてしまうような要素を「カフェ」に近づけることを意識し、またテーブルの脚には黒のスチール・サッシも黒にすることで、全体的な統一感が生まれました。
さらに廊下のコーナー部分にはサインを取り付けています。事務所の規模的には案内サインは無くても良いかもしれませんが、小さなこだわりを加えることで空間をぐっと引き締めることができます。
また、廊下のファブリックパネルとブラケットライトを飾りるなど、インテリア小物にもこだわった空間が出来上がりました。