
石井食品株式会社さまは、”日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる”というビジョンのもとに、私たちに食を提供してくださっている会社さま。
今回は大阪オフィスの移転の伴い、弊社グループ会社のオフィスインテリアと共同でお手伝いさせていただきました。
石井食品株式会社さまのビジョンにつながるような オフィスの内装デザインを目指しました。
創業期から現在へ、時代に合わせて変化を続けて来られた柔軟性。
そして、子育てをはじめとする様々な生活シーンを支える存在としての親しみやすさ。
これらを表現する方法として、アールの曲線を取り入れました。
また一方で、”老舗ベンチャーとしての挑戦する姿勢”や”高い品質への覚悟と自信、そして常にいいものを作り続けることへの姿勢と揺るぎないプライド”を、斜めの直線的なデザイン要素として組み込むことで、ブレることのない強さとして表現しました。
この”アール”と”直線”を組み合わせることによって、現在の石井食品ブランドを表現したいと考えました。
エントランスでは、壁面は土を思わせるようなジョリパットの左官仕上げで、柔らかく暖かい雰囲気と、”地域と旬”の取り組みにつながるイメージを表現しています。
また、全体的に土や緑などを連想できるような色味で統一し、落ち着いた雰囲気にまとめています。
壁面上部やサイン周りなど各所に取り入れた間接照明は、空間に陰影を作ってくれるので、エントランススペースがぐっと上質な印象になり、信頼感にも繋がるのではないかと考えています。
執務スペース側もエントランスと統一感のある色使いで、ポイントとしてフェイクグリーンやアクセントクロスを入れることで、いわゆる”事務所感”を極力感じさせないオフィスが出来上がったかと思います。