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    TOP > ブログ > 久々の建築探訪は、そうだ、京都行こう

季節は一気に冬に向かっていますね。

今年も残すところあと2か月を切りました。

元気いっぱいに、年末まで一気に駆け抜けたいですね。

 

さて本日は、とても久しぶりに私の建築探訪記をご紹介したいと思います。

 

コロナ禍前は、気になる建築を求めてあちこちにお出かけするのが私の楽しみだったのですが、それがなかなか叶わないご時勢になってしまいしばらく経ちました…

が、ようやく久しぶりに、そうだ、京都行こう。とお出掛けしてきました。

 

新風館 新風館

まず、ずっと行きたいなと思っていたのが、複合施設「新風館」。

もともとは、1926年に京都中央電話局として建てられた建物ですが、2001年に商業施設としてリニューアル。

そして2016年に閉館後、2020年にエースホテル京都を備えた複合施設として、リニューアルされています。

 

施設は「保存棟」と「新築棟」で構成されていて、隈研吾建築都市設計事務所が監修されたそうです。

新風館 新風館

こちらは商業ゾーン。

木格子が連続していて、街の景観との調和が図られているそうです。

 

 

新風館

こちらは、中庭に面した商業ゾーン。

写真左側が保存棟。

右側の新築棟は木格子で組まれた外観です。

新風館

 

 

さて、続いてはエースホテル内へ。

こちらのエースホテルの内装計画は、アメリカのコミューン・デザインによって手掛けられたそうです。

宿泊しないので、私が入れるのは1階ロビーまで。

ぜひとも一度泊まってみたいです…!

新風館

 

 

エースホテル内にはカフェ”スタンプタウン”があります。

アイコニックなサインがかわいい!

新風館 新風館

 

 

そしてこちらのカフェ席は、エースホテルのロビーを兼ねた1階フロアにスペースが設けられています。

エースホテルには泊まれずとも、その雰囲気を味わうことができて嬉しい。

贅沢な気分になれます。

新風館 新風館

印象的なスチールパイプを組んだ照明は、外装の木組みが内部へと連続していくようなデザインです。

 

 

新風館 新風館

こちらのレセプションカウンターは、銅を叩いて仕上げられているそうです。

年月をかけて経年変化が楽しむことができる素敵な仕掛けですね。

 

 

新風館

こちらはEVホール。

信楽焼のタイル貼りだそうです。

 

 

あちらを見ても、こちらを見ても、新旧組み合わされたデザインがとても心地良い空間でした。

みなさま、お近くにお出かけされた際には、ぜひ!

 

 

見返してみると、撮った写真が軒並みイマイチで、素敵な空間を上手く伝えられずにしょんぼりしています…。ナンテコッタ。

 

雑誌やネットでは写真や動画が溢れている時代ですが、建物や空間に限らず、やはり自ら体感してこそ、その感動がより印象深いものになるものだなと改めて実感しました。

 

まだまだ行きたいところがたくさんあります。

少しずつ、そんな機会が増えたら嬉しいです。

 

 

ooi