カラッとした風がとても心地良く感じるようになって、
すっかり季節は夏から秋へと変わりましたね。 あちらこちらで運動会が開催されていて、
にぎやかな声をよく耳にするようになりました。 それだけでも何だかわくわくしますね。
そして、この季節はおいしいものもたくさん。食欲の秋の到来。
ますます、わくわくしてしまいます!
この時期はお出かけしやすい季節とあって、お休みの日にはちょこちょこと、
気になる建築を求めて建物探訪しています。
中でも美味しいものと、建築や内装の両方を楽しめるカフェめぐりをすることは、
私の楽しみの一つ。
そんなカフェめぐりのお話も、随時ご紹介させて頂きたいのですが、
まず初回は真面目に建築のおはなしを。
岐阜にある「みんなの森 ぎふメディアコスモス」をご紹介したいと思います。
設計は伊東豊雄さん。
2015年の竣工以来、ぜひ一度行ってみたい!と思っていたのですが、
先月夏休みを頂いてやっと念願叶えることができました!
(※写真許可を頂きました。)
ここは、市立中央図書館・市民活動交流センター・展示ギャラリー等からなる複合施設。
1Fには、「みんなのホール」や「みんなのギャラリー」など、
市民の方々の交流の場がたくさんあります。
天井が高く開放的な空間が広がっていますが、
木が多用されているのに加えて空間全体が間接照明の柔らかい光で包まれているので、
とても温かみがあって落ち着きを感じられる空間です。
この日も、それぞれのスペースにたくさんの市民の皆さんが集まって交流されていたり、
講習会やギャラリーが開催されていたりと、とても活気に溢れていましたよ。
次はこちら。2Fの図書館へ向かいます。
エスカレーターを登って行くと、2Fの天井にはこんな景色が見えてきます。
思わず目を奪われます!わくわく!
広がる天井の木格子と大きな傘が柔らかく包み込むような図書館空間は圧巻!
この天井の格子は、岐阜県産(東濃ヒノキ)の薄い木材を使用しているそうです。
ヒノキが豊富に使用されているので、
図書館に一歩足を踏み入れると木の香りがふわっと広がります。
これは、人の心をリラックスさせてくれる「フィトンチッド」という
精神安定効果がある香りだそうで、
本当に穏やかな気持ちになるから不思議です。こちらの図書館の様子、
まだまだご紹介したい所がたくさんあるのですが、
長くなってしまうので…次回に続きます!
Ooi