最近は口癖のように”暑い、暑い”と言いがちなのですが、暦の上では本日8月7日は立秋なんだとか。
もちろん秋の訪れはまだまだ感じられないですし、まさに夏本番という毎日ですね。
空も”夏真っ盛り!”と言う感じ。
私は、夏の明るい雰囲気が大好きです。
何となく、自分の気持ちも上向きにしてくれるような気がしています。
ですがこの暑さは危険…
みなさま、どうか体調には気を付けて、夏を乗り切っていきましょうね!
さて昨日は、滋賀の現場へ行って来ました。
前回のブログでもちらっとご紹介した現場のお話なのですが、こちらは第1期工事として、以前オフィスフロアの移転工事をさせていただきました。
施工事例ページはこちら→
■KUNIX株式会社/オフィス移転工事 [EVホール・トイレ]
現在はエントランス工事が進行中です。
突板で仕上げるアールの壁とアールの造作カウンター、そしてペンダントライトがポイントの内装デザインです。
その他、壁は白色のモールテックス、床も白色のタイルで仕上げていきます。
全体的には、シンプルな色使いにすることでポイントのデザインが映えるようにと計画してきました。
ちなみに”モールテックス”とは、とても強靭な仕上げ材で、水周りにも使用できて割れが入りにくいというのが特徴です。
仕上げのカラーとしては一般的に多くみられるのがグレー色なのですが、実はたくさんの色味があるのです。
グレー色のモールテックスで仕上げた造作本棚がこちら。
壁面のポイントとして使用したグリーン。
こちらは造作テーブル。グレージュのような色味です。
そして今回は壁面に白色のモールテックスを。
色味が違うと、印象もガラッと変わりますね。
造作家具や壁面、床にも使えるので、使用用途がとても幅広い仕上げ材です。
写真を見て頂くとそれぞれ仕上がりのツヤ感に違いがあるが分かるかと思うのですが、これはモールテックスを塗り上げた後、研磨をかけていくその回数によって違いが生まれてきます。
テーブルの天板のようにフラットな仕上がりが求められるような部分やツヤ感を出したい部分には、何度も何度も研磨をかける作業が行われます。
(職人さんは研磨作業を繰り返して真っ白です…)
また一方で、壁面の仕上げなどでは少し荒々しい質感が良い雰囲気になってくれる場合などもあります。
表現の幅がとても広いので、カジュアルな雰囲気だけでなく柔らかいナチュラルな雰囲気にも、シャープな雰囲気の空間にも取り入れることができて、とてもおもしろいです。
また、エントランスにはもうすぐ自動ドアの取付け工事も入る予定です。
ファサードデザインも、以前とはガラッと雰囲気が変わる計画なので、追ってご紹介させていただきたいと思います!
ぜひお楽しみに!
ooi