テレビや雑誌などをみていると、おしゃれなオフィスで楽しそうに働く人たちを見かけます。
おしゃれで働きやすいオフィスにするには、どれくらい費用がかかるのでしょうか。

また、費用を抑えるにはどうしたらいいのでしょうか。

この記事ではこれらの疑問を解決します。

労働環境改善のために導入をお勧めする施設・設備も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

おしゃれなデザインのオフィスには費用がかかる?

「おしゃれなオフィス」と聞くと、「大手企業ならではないのか」「予算が潤沢になければできないのでは」と思う人もいるでしょう。

しかし、限られた予算でも費用をかける部分、かけない部分とメリハリをつけることでおしゃれなオフィスを作ることができます。

では、費用をかけるべき部分はどこで、どこは費用を抑えてもいい部分なのでしょうか。

以下、解説していきます。

費用をかけるべき部分

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多少費用をかけてでも見栄えやおしゃれさを重視したい部分は、社外の人が立ち入る場所です。

具体的には、エントランス、ミーティングスペース、応接室などになります。オフィスは、仕事を進める作業スペースであると同時に、会社の「顔」でもあります。

例えば、グリーンが随所に配置してある会社なら優しい雰囲気を、アルミなどが多用された内装の会社ならシャープなイメージを抱くのではないでしょうか。

これを逆に利用して、「来客に抱いて欲しい自社に対するイメージ」から逆算して内装を考えるのです。
水回り、デスク、椅子など、社内の人がよく使うところにも予算はかけたいところです。

職場の環境が悪いと、そこで働く人のストレス源となります。

「みんなの仕事場」が実施したアンケートによれば、「オフィス(環境)はあなたの仕事に影響を与えますか?」という質問に対し、72.2%の人がとても影響すると、25.6%の人がやや影響すると回答し、「オフィス環境の良さは何に影響を与えると感じますか?」という質問に対しては、仕事への意欲(モチベーション)と答えた人が82.0%、成果達成(結果を出す)と答えた人が48.9%で、オフィス環境のよさが仕事に対するモチベーション、ひいては結果にまで大きく影響していることがわかります。

また、オカムラの調査 でも、従業員の約7割がオフィス環境は仕事をする上で重要だと考えています。

その一方で約4割が現在のオフィス環境に何らかの不満を抱えています。

また、オフィス環境で重要なものとして「自席での集中しやすさ」と答えた人は男性で7割強、女性で8割弱にのぼっており、自席のデスクやデスクチェアが快適に使えるものであることは、快適なオフィスを考える上で必須であると言えるでしょう。

また、水回り、特に給湯室などは、リフレッシュのためにお茶を淹れたりするのにも使う場所です。

ここが綺麗で生活感があることで、気持ちよくリフレッシュに向かうことができます。

費用を抑えても良い部分

一方、費用を抑えても良い部分として挙げられるのは、目につきにくい箇所です。

具体的には、倉庫やバックヤードで使うものなどを指します。必要なものがきちんと収納できれば問題はなく、社外の人の目に触れることもほとんどありません。
例えば、バックヤードに置く棚のグレードを下げても、サイズや機能が同じであれば、特に困ることはないはずです。

倉庫やバックヤードに置く設備類は、見た目よりも機能性重視と割り切って考えましょう。

リサイクル品の活用

予算が限られている場合には、リサイクル品を活用するのも費用を抑えるためのひとつの方法です。

特に倉庫やバックヤードで使うものはリサイクル品をうまく活用するのもおすすめです。

オフィス機器専門のリサイクル店もあるので、一度覗いてみてください.

おしゃれなオフィスづくりにかかる費用の内訳・相場

おしゃれなオフィスを作るのにかかる費用にはどのようなものがあるのでしょうか。
オフィスデザインにかかる費用相場は330万円〜1,000万円程度です。オフィスを構築する際に、どこまで依頼するかでも費用は変わってきます。

設計・コンサル費用

まずかかるのは、設計・コンサル費用です。設計・コンサル費用の相場は20万円〜50万円
程度ですが、オフィスの広さにもよって左右されます。

設計・コンサル部分を自前で提供できれば費用は抑えられます。

しかし、きちんと知識がないまま進めてしまうと、理想とかけ離れたオフィスや、動線の悪いオフィスができてしまいます。

設計・コンサル会社にも得意な分野、不得意な分野があります。設計・コンサルを外部に依頼する場合には、その設計・コンサル会社の施工事例を確認し、目指すテイストのものが作れそうかどうかの確認もしておきましょう。

また、どのようなオフィスにしたいのか、考えがある場合は先に希望に関する情報を整理しておくことで、余計な時間を取られずにすみます。

オフィス構築費用

続いてかかるのは、オフィス構築費用です。

オフィス構築費用は、主に内装工事費、通信工事費がかかります。

内装工事費

内装工事費には壁工事、床工事やOAフロア施工、天井裏の工事などの費用、パーテーションや収納棚、サイネージなどの費用が含まれます。

金額の目安は100万円から500万円とされていますが、何をつけるかによって大きく左右されるので、あくまでも目安として考えるのがよいでしょう。

通信工事費

新規オフィスの場合には、通信工事費もかかります。

どの程度の工事を行うかにもよりますが、通信工事にかかる費用は200万円から400万円程度です。

通信工事には、LAN回線のようなネットワーク工事のほかに、電気工事や給排水工事など、オフィスとしての機能を基盤から支える工事が含まれます。

既存のオフィスの場合には、電気や給排水の基盤は整っていることがほとんどです。

ネットワーク環境に関しては、リモート会議等の増加を踏まえて、オフィス移転・改装を機に見直し、手を入れた方がいいかもしれません。

その他

その他、施工管理費が10万円から50万円程度です。施工管理費は、作業現場でかかる、作業そのものには関わらない費用を指し、現場管理費とも呼ばれます。

現場作業員や現場監督など現場で働く人たちの給与、福利厚生に関する費用、現場でかける保険、現場で使う事務用品の費用などさまざまな項目が施工管理費に含まれています。

オフィスにおすすめの設備・備品5選

ここからは、おしゃれで快適なオフィスにするために、おすすめの設備・備品の例を5つご紹介します。これらを導入することで、職場環境への満足度が上がり、生産性アップにもつながるかもしれません。

高機能チェア

自席のデスクと組み合わせて使う高機能チェアへの注目が高まっています。

高機能チェアと一般的なオフィスチェアの主な違いは、機能や快適性です。

高機能チェアは、一般的なオフィスチェアと異なり人間工学に基づき設計されています。

そのため個人の好みや身体の状態に合わせて調整が可能で、楽に正しい姿勢をキープでき、長時間でも快適な座り心地を維持できます。

高機能チェアは、快適性のために以下のような機能がついている商品が多くみられます。

【高機能チェアの機能】

  • ・ロッキング機能
  • ・座面の調整機能
  • ・レバーの操作性
  • ・アームレスト
  • ・ランバーサポート
  • ・フットレスト

 

また、高機能チェアは比較的サイズが大きく重量があるため、安定した使用感を味わうことができるでしょう。

一方、一般的なオフィスチェアは、比較的シンプルな設計で、調整機能が少ないものが多く見られます。

また、機能を簡素化しているため、コストも比較的安価です。小型・軽量を魅力とするオフィスチェアも多いので、狭い場所に大量に導入するには便利です。

インタラクティブホワイトボード

インタラクティブホワイトボードとは、資料データや端末の画面を映し出し、フリーハンドで書き込みもできる、進化したデジタルホワイトボードです。

近年、教育現場でも黒板の代わりにインタラクティブホワイトボードを設置する学校が増えてきており、ビジネスの場でも昔ながらのホワイトボードの代わりにインタラクティブホワイトボードを設置する企業が増えています。

インタラクティブホワイトボードが1台あれば、大画面に資料を映し出すことができます。専用ソフトは不要のケースが多く、持ち寄ったパソコンやタブレットから映像を写すことができるので、プレゼン等にも活用できます。

また、専用ペンを使えば、表示された画像に手書きで書き込むことができます。

また、書き込んだ内容はデジタルデータとして保存・共有することもできるので、情報の行き違いを防ぐこともできます。

さらにインタラクティブホワイトボードをネットワークに繋いでおけば、本社と支社、事務所と現場など、離れた拠点間でもリアルタイムに画像の共有が可能です。

パソコンやプロジェクター、テレビ会議システムなどと連携し、コミュニケーションの可能性が広がります。

インタラクティブホワイトボードを使って打合せした内容はPDF化して、メールやクラウドですぐに共有できます。

このように、インタラクティブホワイトボードが1台あれば、ホワイトボード、プロジェクター、Web会議システムと複数の機能を持たせることができ、会議室もすっきりし、会議のスムーズな進行にも役立てることができます。

場合によっては会議資料を印刷する必要もなくなり、会議の準備作業が減るばかりか、環境にも配慮できます。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージとは、ディスプレイやタブレットなどの電子表示媒体を活用した情報発信システムの総称です。

サイネージには、建物や公共の場にある看板や標識といった意味があり、デジタルサイネージは「電子看板」や「電子掲示板」とも呼ばれています。駅のコンコース等でもよく宣伝を流すのに使われています。

フロアにデジタルサイネージを配置すれば、普段は動静表などを表示して掲示板代わりに、何か特別なニュースなどがある時にはアンテナ線を接続してテレビにとさまざまな活用の仕方が考えられ、情報共有に役立ちます。

リフレッシュスペース

リフレッシュスペースはその名の通り、リフレッシュをするスペースです。

休憩時や疲れを感じた時、気分転換したい時に使うのはもちろん、コミュニケーションの場としても利用できます。

環境を変えると作業がはかどったり、アイデアが湧いてきたりするのはよくあることです。

狭くてもいいから自席を離れてリフレッシュできるスペースが欲しいという声がよく聞かれるのはそのためもあるでしょう。

リフレッシュスペースはリフレッシュのためのスペースでありながら、業務効率を上げる働きもしていると考えられます。

小さなオフィスでは、フリースペースと兼用してもよいでしょう。

テーブルや椅子だけでなく、パントリーやカウンター、水回りもあると便利です。

デスクフロアとは雰囲気をかえ、植物を置くなどして、開放的でリラックスできる雰囲気を演出すると良いでしょう。

高機能給茶機

リフレッシュする際に欠かせないのが飲み物です。

会社でもおいしいコーヒーや紅茶が飲みたい!という人は多いですが、だからと言って、業務中に何度もカフェにコーヒーを買いにいくわけにはいきません。

給茶機の飲み物というと、あまり美味しくないイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし、昨今では高機能な給茶機や、高性能な業務用コーヒーサーバーが出ていて、職場でも十分美味しいコーヒーや紅茶を飲むことができます。

株式会社リアルゲイトが行った調査では、職場に望む施設として、「ラウンジ」「カフェ・コンビニ」が上位に上がっており、社内で美味しい飲み物が調達できるのは大きな利点となります。

オフィスデザインにかける費用には、メリハリをつけよう

おしゃれなオフィスにするためには、費用のかけ方にメリハリをつける必要があります。

会社の顔としての側面から、来客者が目にしやすいスペース、労働環境の面から社員がよく使うスペースに予算をかけるべきであることがわかりました。

費用の削減の仕方としては人目につかないところはデザインにこだわらないこと、リサイクル品を活用することなどが挙げられます。

オフィスデザインにかかる費用は新規オフィスなのか既存オフィスなのかでも異なり、新規の場合は30万円〜1,000万円程度費用がかかります。

下手に削ろうとすると、満足度の低いオフィスになってしまうので注意が必要です。

働くうえで、職場環境がどのようなものであるかは非常に重要です。

オフィスデザインを整えることで作業効率が上がり、業績アップにもつながります。

費用をかける項目にメリハリをつけて、より快適なオフィス環境を目指しましょう。

株式会社ヴォーエルでは、オフィスの内装デザイン設計から施工まで、トータルにご提案可能です。

内装工事の現場からの視点・デザイン的な視点の両方を持っているからこそ可能なご提案を追求しています。
オフィスデザインをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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