カッシーナ

オフィスや店舗に欠かせない家具。

家具の中でも、デザイナーや職人によって生み出されたとっておきの”名作の家具“の数々は、みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

そして歴史ある名作の家具はもちろん、現在活躍中のデザイナーたちが魅力的な作品の数々を世に出すことができるのは、インテリアブランドの存在があってこそ。

ここでは、そんな世界でも有名なインテリアのブランドの中からイタリアの家具メーカー” Cassina”をピックアップし、探ってみたいと思います。

about / history

17世紀設立  ・イタリア

カッシーナの母体は17世紀から続く家具工房で、その高い木工技術と完成度は当時から定評がありました。

時を経て1927年、カッシーナは会社として創業し、1950年頃から近代化を図っていきます。そのターニングポイントとなったのが「外部デザイナーとのコラボレーション」と「大量生産のための工業化」でした。この時代にカッシーナは一躍、業界のトップメーカーに成長したのです。

現在、カッシーナでは主にふたつのコレクションが展開されています。
ひとつは”イ・マエストリ・コレクション”。20世紀初頭の巨匠建築家たちの作品を復刻したシリーズ。
そしてもうひとつは”コンテンポラリーコレクション”。現代を代表する建築家やデザイナー、ヴィコ・マジストレッティ、マリオ・ベリーニなどとのコラボレーションによるものです。

Cassina I Maestri Collection

”イ・マエストリ・コレクション”

かつて、近代建築の巨匠の建築家たちが創りだした家具の傑作の数々を現代に蘇らせ、生産・販売しているコレクションです。

カッシーナでは、ル・コルビュジエが存命中であった1964年、彼がデザインした一連の家具の製造を正式に認可されたことから、イ・マエストリ・コレクションがスタートしました。その後チャールズ・レニー・マッキントッシュ、フランク・ロイド・ライトなどがシリーズに加わりました。

LC2  ソファ/オットマン

LC2 LC2

/ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン

通称“グランコンフォール”。

最小の構成で最大の快適性を実現することを目的にデザインされました。

スティールパイプのフレームに背、座、アームのクッションが落とし込まれた簡単な構造ながら、より快適な座り心地を追求された名作で、永く愛され続けている製品です。

LC4  シェ-ズロング

LC4  シェ-ズロング LC4  シェ-ズロング

1929年  /  ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン

「休養の為の機械」とル・コルビュジエが呼んだ寝椅子。体の線に合わせて綿密にデザインされた背のカーブと、弓形のパイプをずらすことによって寝る角度を自由に変えられることで、素晴らしい座り心地をもたらします。

Cassina Contemporary Collection

”コンテンポラリーコレクション”

現代を代表する建築家やデザイナー、ヴィコ・マジストレッティ、マリオ・ベリーニなどとのコラボレーションによるものです。

デザイナーの創造性に加えて、職人技や素材のクオリティがそのデザインを支えています。

■アート・ディレクター:建築家 PATRICIA URQUIOLA(パトリシア・ウルキオラ)

建築だけでなく、世界的トップブランドのプロダクトやショールームのデザインなど幅広く活躍しているスペインのデザイナー。

2015年9月より、Cassinaのアート・ディレクターに就任しました。自身の新作デザインに加えて、全体の色のトーンのディレクション、店舗でのトータル提案などにも携わり、ブランドに新しい風を吹き込みました。

〈570 GENDER

”ジェンダー ラウンジチェア”

ジェンダー ラウンジチェア ジェンダー ラウンジチェア ジェンダー ラウンジチェア

/  PATRICIA URQUIOLA(パトリシア・ウルキオラ)

テクスチャーと色のレイヤーが美しいラウンジチェア。

レザーとファブリック、寒色と暖色といった組み合わせの対比が印象的です。大きく包み込むような背もたれは、男性的な力強さと女性的なしなやかさを併せ持っています。

まとめ

世界にも、日本にも、たくさんのインテリアブランドがありますが、今回はその中から、イタリアの家具メーカー ” Cassina” をピックアップしました。

家具は、それひとつで空間をガラッと変えてくれる力を秘めています。

みなさまのオフィスや店舗にも、ぜひとっておきの家具を見つけてみてくださいね。

■Cassina ixc. サイトはこちら  >

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(参考・写真引用:  Cassina ixc.  )

監修者

Hori Keiichiro

COO

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